子どもは小学校に入学するころには、学びの個性が見えてくるようです。
たとえば、自然科学系が好きな子、お絵かき系が好きな子、本を見たり読んだりする系が好きな子、運動系が好きな子、ダンス系が好きな子、歌うことが好きな子、きっとまだまだありますね。もちろん、複数にわたって興味を示す子もいるでしょうね。
また、黙々と取り組む子、いろいろなことをやりたがる子、動き回るのが好きな子など、学びのスタイルにも個性が見えてくるころだと思います。
これらはすべて、子どもそれぞれの学びの個性だとも言えると思うんですね。ここが大切だと思うんです。
逆にこれらの個性をマイナスで捉えたとしたらどうでしょう。
自然科学系が嫌いな子、お絵かき系が苦手な子、本を読んだりする系が嫌いな子、運動系が苦手な子、ダンス系が苦手な子、歌うことが嫌いな子、一つのことに取り組めない子、あきっぽい子、じっとしていられない子、などでしょうか。
どちらで捉えるかは言うまでもないことですよね。この個性の捉え方って子どもの学びを伸ばしていく上でとても大切だと思うんですね。
さて、この学びの個性なんですけれど、どのようにしてかたちづくられてきたのでしょう。koro爺は、こう考えています。
「学びの個性は、乳幼児期の学びの(学ぼうとする)環境によってつくられたものである」。
これまで大人がどんなかかわりをもって、どんな仕掛けをしててきたかが、子どもの学びの個性をつくってきたのだと思うんです。子どもには責任はないんですよね。だから大人は、子どもの学びの個性をマイナス面で見るのでなく、責任をもって受け入れ、プラス面で認めて伸ばしていってあげることが大切だと思うんですね。そして、大人は子どもの学びの個性を一層伸ばしていく上での課題も知っているはずなんですね。これまでのかかわりを思い起こせば、「こんなところが課題なんだよね」と、それは素直に浮かんでくると思うんです。
そこを分かった上で、その部分をうまく補完しながらですね、これからの学びの環境づくりを進めていけたら、子どもの学ぶ力はきっと確かに伸びて行ってくれると思うんですよ。
では具体的にどうするか?
また長くなってしまいそうですから、続きは次回にということにして今日はこの辺りで失礼します。
「子育て」という言葉はよく聞きますね。でも私はあえて「子ども育て」と言ってみます。とりあえずは子どもをめぐる問題を中心に、いじめ・体罰なども含めて、子どもを巡るもろもろの日常を書き綴ることから始めてみることにしましょう。
2018年3月22日木曜日
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