2019年1月1日火曜日

新しい年を迎えて

2019年、明けましておめでとうございます。
昨日の大晦日と今日の元旦の違いは何なのかと考えないわけでもないのですが、でもやはりこうして皆で新しい年を迎えることができた喜び・幸せを分かち合いたいですね。そしてそんな心の間(ま)を持てるような一年でありたいと願っています。

心機一転。いい言葉ですね。
「あることをきっかけにして、心の持ちようを変え、新たな気持ちで事に臨むこと」なんだそうです。
その「あること」って、いつやってくるのか誰にも分からないんですね。もしかしたら、あれがそのあることだったのかと過ぎてしまってから気づくこともあるんですね。だからこそ、「あること」がやってきた時に対応できるような心構えを子どもたちに育てていくことが大切だと思うんです。それが子ども育てなんだと思うんですね。
ところが、「この子は勉強ができなくて」とか「この子は何をやっても中途半端で」とか「この子は得意なことが何もなくて」とか・・・・そんな子ども育て(マイナスの子ども育てとでも言うんでしょうか)の中で育てられたとしたらどうでしょう。その「あること」に気づけたとしても、「どうせぼくはやってもダメなんだ」「どうせ私にはできっこない」「どうせ無理に決まってる」と、自らその「あること」をやり過ごしてしまうことになってしまうんだと思うんです。

子どもには限りない可能性が隠されているんですね。これは事実だと思うんですね。勉強が得意な子・苦手な子、運動が得意な・、苦手な子、芸術が得意な子・苦手な子、何をやってもできる子・失敗しちゃう子、ハンディをかかえている子も、どの子どもにもです。そしてその隠された可能性を一つでも引き出してあげたいですよね。だから子どもを否定するのではなく、見てあげて・励ましてあげて・ほめてあげて・認めてあげたいと思うんです。そんな子ども育ての中から、子どもは自信をつかみ、積み上げていって、「あること」がやってきたときに大きく開花してくれるんだと思うのです。
そしてこのことは、家庭で子どもを育てる親ごさんだけのことだけでなく、学校で子どもを育てる(教える)先生たちにも言えることだと思うんですね。皆でいっしょに、そんな子ども育てのきっかけづくりを考え・提案・実践できたらと思っています。

そういった意味でも、新しい年を迎えた今は、子どもたちにとって明らかに「あること」に違いないですね。まさに心機一転、この「あること」をきっかけにさせて、皆で子どもたちのよりよい成長を応援していきましょう。
今年もよろしくお願いします。
2019年、平成31年、1月1日 koro爺

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