大阪での地震でのお悔やみとお見舞いを申しあげます。
地震直後の報道ではこれほどの被害は予想もできなかったことでした。防げた事故もあったようです。日ごろの対策の必要性を痛感させられました。
特に学校施設の対策には万全を期していただきたいと思いますね。でも現実、学校施設管理への予算投下は実に厳しいものがあるのです。教育委員会の予算は、学校教育だけでなく、社会教育(たとえば公民館などですね)、図書館、文化施設(文化会館ホールなど)、体育施設(体育館、グラウンドなど)、文化財など多岐にわたるのですね。それに学校への予算投下は住民の皆さんの目には映りにくい面もありますからね。どうしても大人の目に見えるところに予算が行ってしまうのかもしれませんね。いや、これは言い過ぎかもしれません。失礼しました。
でも、なんですね、これからのその地域社会を支えていく子どもたちの安全について第一に考えてほしい、それが住民一番の願いだと思うのですね。これから文科省の指示で学校のブロック塀の点検が始まるようですけれど、問題はブロック塀だけではないのですね。各学校ではそのほかに見落としていた危険箇所はないかについても今一度精査して、危険と思われる箇所があれば速やかな修繕の要望を教育委員会の担当課に伝えることが大切だと思うのです。危険かもしれないと直感したところ、そこにはきっと危険が潜んでいるものです。そんなところもぜひ洗い出していただけたらと思います。
教育委員会ではブロック塀の修繕についてはすぐにでも取り組んでくれると思いますね。でもそれ以外の箇所についてはどうでしょう。「今はブロック塀だけで精一杯だからできない」「予算が間に合わない」「学校への配当予算で何とかしてくれ」などの回答が予想されますね。
それでも、校長先生方には、何度でも教育委員会に要望を出していただけることを期待しています。子どもの安全を守れるのは、それぞれの学校を管理している校長先生方なんだと思います。なぜならそれぞれの学校の内外について一番知っておられるのは校長先生にほかならないと思うからなんです。
今回のブロック塀での残念な事故をいかすためにも、各学校での早急の取り組みをお願いしたいと思っています。
「子育て」という言葉はよく聞きますね。でも私はあえて「子ども育て」と言ってみます。とりあえずは子どもをめぐる問題を中心に、いじめ・体罰なども含めて、子どもを巡るもろもろの日常を書き綴ることから始めてみることにしましょう。
2018年6月19日火曜日
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