2018年3月6日火曜日

金星と水星の大接近

ここのところ暖かい日が続きますね。
3月4日(日)夕方の西の空で金星と水星が大接近するというのでチャレンジしたのですが、残念ながら肉眼では見つけることができませんでした。
併せてカメラもセットして撮影させていたのですが、やはり難しかったようです。やはり低空過ぎたのと湿度があって霞みがかっていたからかなと・・・・。
でもファイルを削除する前にもう一度確認してみるかと思い直してチェックしてみると・・・・、いました、いました、写っていました!
いつものように、証拠写真がこれなんですけれど、見つかりますか?金星と水星。
金星って宵の明星や明けの明星と呼ばれたりするのでよく知られているのですけれど、水星は水金地火木土天海冥(おっと、冥王星は惑星から外されちゃったんですね)の一番最初に出てくるわりに、太陽に一番近いものだからなかなかお目にかかれない惑星なんですね。さあ、いかがでしょう。

2018年3月4日
18h02m55s(JST)
リコーGXR+A12 28mmF2.5
F2.8に絞って1/32秒露出

そんな意地悪なしにいつもの解説といきましょうね。まずは写真を拡大して見てくださいね。
<解説>
写真の右下の方の電柱を探してください。右隅の電柱です。少し左に傾いて写っている電柱です。その上の方、少し上に見えませんか?点が一つ。それが金星なんですね。そしてその金星の少し右上を探してみてください。いかがでしょう。淡い白い点が・・・・見えます?それが水星なんですね。爺がカメラをもう少し右に振っておけばよかったですね。(だとしてもやはり見つけにくかったのは確かですね。)

やっぱり見つけられないよという方のために、その電柱あたりを切り抜いてみたのが次の写真です。この写真を見てから上の写真をもう一度どうぞ。

これからしばらく水星は金星の近くにいるので見つけやすそうです。そして少しずつと高度を上げていくので見易くはなってくるそうですよ。参考に3年前の2015年1月に見えた金星と水星の様子を動画にしたものがありますので、こちらからどうぞ。
そして3月19日(月)の夕方には金星と水星に細い月も加わって見えるそうです。爺も楽しみにしているんです。
こんなところにも子どもの興味関心、学ぼうとする意欲、そして学ぶ意欲を育む元が転がっていると思うんですね。
小学校高学年、中学生くらいならチャレンジできるかもしれないですね。もちろん小さい子でも夕焼け小焼けなんかを歌いながら空を見るだけでもいいと思いますね。

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