2018年3月5日月曜日

インフルエンザへの対応

インフルエンザはそろそろ落ち着いてきたでしょうかね。今年はAとBが一緒に来たと聞いていましたので、園や学校での流行とその対応もさぞかし大変だったことと思います。

園や学校では蔓延防止を第一に考えますよね。そのために出席停止という措置がとられるんですね。インフルエンザでいえば、「発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」が出席停止の期間ですね。これ、家庭からみたらとても長いものですよね。その間、だれかがついていてあげなくてはいけないですからね。お仕事があればお休みしなければなりませんからね。
でもこれは子どもの健康を守るため、そして蔓延を防ぐために学校保健安全法施行規則で決められているものですから、ぜひとも守っていただかなくてはなりませんね。もしもインフルエンザって報告すると休みの期間が長くなってしまうから、「風邪のために休みます」って園や学校に連絡するようなことがあったとしたらそれこそみんなが困ってしまいますね。

園や学校での対応も実はかなり厳密というかシビアになってきているんです。現在ではインフルエンザを含む感染症への対策の一環として学校欠席者情報システムというのがあって、学校・教育委員会・校医・教育委員会・自治体・医師会などがつながれるようになっているんですね。これは国主体でできあがったものなのですが、表面的には欠席者数の報告箇所が増えただけなんですね。その分だけ保健の先生の仕事が増えていて大変だと思います。
でもこのことは、実のところ、新型インフルエンザが流行したときに備えての布石だということを園や学校の職員、担当者は常に念頭に置いておく必要があると思うんですね。そう思えれば、たとえ仕事量が増えたとしても今やらなければならないことなんだという使命感っていうのでしょうか、モチベーションていうんでしょうか、そんな意欲も湧いてくるのではないかと思うんですね。新型インフルエンザの対策についてはこちらのページにも詳しく説明されていました。koro爺も現役のころはエクセルを駆使して校内態勢づくりを進めておりました。
そして家庭においても、もしもそんな状況が来たとしたら、自分の家はどうするか、蔓延をどう防ぐのか、どのように子どもを守るのか、といった観点で考えておくことが大切だと思うのです。これもいわゆる家庭での危機管理といえますね。

ややもすると目の前のインフルエンザ流行への対応だけに目が注がれてしまいがちになってしまいますが、目指すところは近い将来に備えての学校と家庭、社会の態勢づくりを目指したものであるんだということをみんなが自覚して行動していきたいですね。

ちなみに爺は今のところインフルエンザにはかかっておりません。皆さん、くれぐれもご油断召されぬよう。

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