今日は寒い一日でしたね。一昨日降った雪もとけきらず、冷たい風も吹いていました。インフルエンザも流行っているとか。気をつけたいですね。
さて今日は、録画してあったテレビ番組を見ました。NHKのプレミアムカフェ「赤ちゃん 脳と体の成長の神秘」という番組でした。
その中で、ワシントン大学のパトリシア・クール教授の、「赤ちゃんに外国語を効果的に学ばせる研究」についての紹介がありました。
英語だけを使う家庭の子どもで生後9ヶ月(ちょうど外国語の聞き分け能力が失われていく時期)の赤ちゃんたちに、中国人の女性が見ている赤ちゃんに向かって、おもちゃを使いながら楽しく語りかける内容のビデオを、25分間12回、4週間にわたって見せ、その後赤ちゃんには中国語の音声を聞き分けるテストを受けさせたのだそうです。
その結果、中国語のビデオを見せた赤ちゃんの成績は、何も学習していない赤ちゃんの成績と全く差がなかったそうです。
ところが、ビデオに登場した中国人女性がやってきて、ビデオと同じおもちゃを使って接する時間の全く同じ、使う言葉も変わらないで、違っているのは直接対面していることだけという環境を与えたところ、女性と直接対面している赤ちゃんだけが高い成績を収めたというのです。
そしてその教授は、「この結果は、社会的な人との関わりが学習にはきわめて重要であることを示している。同じ情報がテレビで与えられても身につかないのに、人間がいれば身についていく。生まれながらにして持っているのは、所詮原始的なものにしかすぎない。それに対して人との関わりの中で学ぶことにはきわめて強い力がある。これは言語だけでなく、そのほかのありとあらゆる学習に当てはまると思う。」とまとめていました。
あ、これって、先日書いた「ビデオの見せ方」につながるものがあるな、と思ったのです。というよりもビデオの見せ方の根拠になるものかもしれないですね。
極論すれば、やはり「人とのつながりが子どもを育てる」ということですね。
「子育て」という言葉はよく聞きますね。でも私はあえて「子ども育て」と言ってみます。とりあえずは子どもをめぐる問題を中心に、いじめ・体罰なども含めて、子どもを巡るもろもろの日常を書き綴ることから始めてみることにしましょう。
2018年1月24日水曜日
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