やる気を育てる②で、ビデオとやる気についての考えを述べましたね。
では、ビデオを見せることは子ども育てにとってすべて悪なのでしょうか。
いえいえ、そうではありません。子どもはビデオを見ることを通して、知識を得ることができます。(でもこれは知識を得るのであって決して学ぶことではないと考えています。このことについては、またどこかで書いてみたいと思っています。)知識を得ることはできますが、そこから次の知識に発展させることがなかなかできないのではないかということなのです。もちろん新しいビデオを見せればまた新しい知識を得ることができるでしょうが、やはりそこまでなんですね。
そこで、ビデオの見せ方が大切だと思うのです。なんて言ったらよいのでしょうか、そうですね、知識を膨らませる・つなげる・発展させる・創り出す、見せ方ってことなんだと思うのです。
なんか難しくなってきてしまいましたね。
要は、ビデオと子どもの間に、その役目をする人がいてくれたら、子どもはきっとみているビデオから、単なる一つ知識ではない、その一つの知識から膨らませた新しい知識へとつなげていけるだろう力を育んでくれると思うのです。そしてその人は、一番身近な親ごさんであり、家族であり、園や学校の先生であると思うのです。
子どもがビデオを見ている。夢中になって見ている。そんな時に、途中でも、見終わってからでも、ビデオの中身を膨らませできるような一言をかけてやるんですよ。並んでみながらでも、離れてみていても、そんな言葉かけをしてあげられたら、子どもはきっとビデオの中身を膨らませて、新しいことに気づいたり、新しいことを考えたりできるようになるのではないかと思うのです。ただ、子どもが夢中になっているからと言って、「見せてるだけ」では、子どもを静かにさせておくだけという大人の事情だと思いますね。
これって、読み聞かせにも通じるものがあるのではないでしょうか。よく、読み聞かせでは、感想を聞いたりしてはいけない、なんて言われることが多いですが、自分の子どもに本を読んであげたときなどは、積極的に声がけ、つまり新しいことを膨らませられるような、そんな一言をかけてあげられたらと思うのです。読み聞かせについてもまた後で書いてみたいですね。
「子育て」という言葉はよく聞きますね。でも私はあえて「子ども育て」と言ってみます。とりあえずは子どもをめぐる問題を中心に、いじめ・体罰なども含めて、子どもを巡るもろもろの日常を書き綴ることから始めてみることにしましょう。
2018年1月18日木曜日
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