新型コロナウイルスの影響で、首相から全国の小・中・特別支援学校の休校が要請されて2週間(3月2日から実施されたとして)が終わりました。
学校では、(たしかに)子どもたちに宿題(課題)を出したり、(たぶん)電話連絡をしたり家庭訪問をしたり地域巡回をしたり、あるいは(やはりたぶん)再開に向けての準備をしたりと、きっと忙しい日々を過ごしていると思います。
そして、出した宿題(課題)は足りているだろうか、生活は乱れていないだろうか、遊びに出ていないだろうか、などの不安も感じられているのではないでしょうか。
でも、なんですね。
こんなときのために、子どもたちに「生きる力」を育んできてくれたのではなかったのでしょうか。
文科省では次のように述べています。
変化の激しいこれからの社会を生きる子どもたちには、[生きる力]、[確かな学力]を育むことが必要です。
「生きる力」:変化の激しいこれからの社会を生きる子どもたちに身に付けさせたい[確かな学力]、[豊かな人間性]、「健康と体力」の3つの要素からなる力
「確かな学力」:知識や技能はもちろんのこと、これに加えて、学ぶ意欲や自分で課題を見付け、自ら学び、主体的に判断し、行動し、よりよく問題解決する資質や能力等まで含めたもの
この「生きる力」と「確かな学力」が育まれているならば、何の心配もないですね。学校から離れた子どもたちは、子どもたちなりに考え行動してくれているはずなんです。いや、こんな時だからこそ、その真価が問われるのだと思います。
裏を返せば、これまでの学校の教育、いや国の教育を問われているのかもしれません。(これってけっこう厳しいですね。)
学校の再開に向けて、こんな評価の準備もあってしかるべしなのではないでしょうか。たとえば、この休校中の子どもたちの生活や家庭学習などについてアンケートを実施するなどして、これからの学校経営に生かしてもらえたとしたら、学校への信頼度は確実にアップ(学校は暇でいいね。先生たちは何してるんだろうね。等のマイナスの声が聞こえ始めてきたようですので。)すると思いますね。市町村や都道府県単位で行えたとしたら、それはまさに素晴らしいことだと思います。
どこか、こんな視点から今回の休校を捉えてくれているところはないものでしょうか。
「子育て」という言葉はよく聞きますね。でも私はあえて「子ども育て」と言ってみます。とりあえずは子どもをめぐる問題を中心に、いじめ・体罰なども含めて、子どもを巡るもろもろの日常を書き綴ることから始めてみることにしましょう。
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