福岡市の認可保育所での不適切保育が問題になっていますね。その保育の内容が音声データとともに取り上げられていますが、「これはひどい。ありえないこと」と思いながらも、「やはり。保育園でもか。うちは大丈夫か」と思ってしまったのも事実なんですね。
この園で行われていたことは、決して許されることではないですね。「不適切保育」などと曖昧な言葉ではなく、事件として扱うくらいの徹底的な調査と対応を望みたいですね。
ただ、このことを、この園だけ、あるいは一部の園だけでのことと捉えていたとしたら不安だと思うんですね。どこの園でも、どこの学校でも、どこの施設でも起こりえることとして再点検しあうことが大切だと思うのです。
学校での「子どもの人権を傷つけるような暴言や対応」について何度も書いてきましたが、一つの事例(一つであっても起こって欲しくないのですが)から学び対応していくことこそ大切なことだと思うのです。
今回の事件では、察するに内部からの匿名通報があったからこうして表に出てきたんだと思うのですね。よかったと思います。本当ならば園内での自浄作用があったらというのが理想なのでしょうが、それでもこうして情報を提供してくれたことに感謝したいと思いますね。何よりも子どもたちの現状と未来を救ってくれたのですから。
さて、ではほかの園や学校、施設などではどうでしょう。ほんとうに大丈夫なのでしょうか。子どもの心を体を傷つけたり、子どもの夢を摘んでしまうような暴言や体罰、虐待は存在しないでしょうか。暴言については「言った言わない」で特に曖昧にされてしまうことが多かったと思うのですが、こうして録音データが残されるようになると「不適切発言でした」という弁解は通らなくなってしまいますね。
園や学校、施設を管理する行政サイドも、「子どもの人権を守る」という視点からの厳密な再点検が必要だと思うんですね。
決してすすめられることではないですが、どうしても自浄作用が働きにくいような現状であるならば、子どもたちのよりよい成長を望んでくれているのであれば、こうした方法もやむなしなのかもしれないですね。
それでもまずは自浄作用を期待したいと思っています。
「子育て」という言葉はよく聞きますね。でも私はあえて「子ども育て」と言ってみます。とりあえずは子どもをめぐる問題を中心に、いじめ・体罰なども含めて、子どもを巡るもろもろの日常を書き綴ることから始めてみることにしましょう。
2019年2月20日水曜日
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