子どもは実にいろいろなことを思っているんですよね。自分の周りのことに対してものすごく多感なんだと思うんです。初めて出会う人や、初めての場所、初めての体験などの時には特にそういう気持ちになるんだと思うんですね、それから自分以外の人が自分のことを話しているのが聞こえているときもそうだと思うんですね。言葉や態度に表さなかったとしても心の中では本当にいろいろなことを思っているんだと思うんですね。
「この子は人見知りがあってね、人前に出るとおとなしくなっちゃうんですよ」
こういう会話、よく耳にしませんか?
ではこの時の子どもの心の中を想像してみましょう。
この子がおとなしくなるのは、きっと初めての人に会ったからですよね。どんな人なんだろう。優しい人かな、怖くないかな、危害を加えられないかな、などと本能的に感じているかもしれませんね。そして、あ、私のことを話しているけど、これはいいことではないな、私の悪いことを話しているな、って感じていることでしょうね。
だからこの子はますます人見知りの症状が強化されていくことが予想されますね。
この子が実際に人見知りがあって、人前に出るとおとなしくなってしまうような個性があったとしたら、その個性の上に立って、「この人はこういう人だよ、優しい人だよ」「ここにはこんな物があるよ。すきな物を使って遊んでいいんだよ」などとそっと耳打ちをしてあげたりしてからその環境を体験させてあげられたら、不安感を少しでも和らげてあげることができるかと思うんですね。すぐには効果が出てこないかもしれないですが、そんな繰り返しが、いつかきっとプラスとなって見えてくると思うんです。
これって実は大人もそうだと思いますね。でも大人はこれまでにいろいろな経験を積んできていますからね、いい意味で段々と鈍感になってきているのだとは思いますけれど、それでも自分のことを話されているときなどはちょっと気になりますよね。あるいはミスしたことを大勢の前で怒られたりしたときなどは恥ずかしくなってしまいますよね。大人だってそうなんですから子どもならそれ以上に感じているはずなんですね。
こんなところに気づいてあげて、子どもの個性にあわせて、新しい環境(人、場所、体験など)に慣らしてあげることが子ども育てのポイントの一つだと思うんです。
「子育て」という言葉はよく聞きますね。でも私はあえて「子ども育て」と言ってみます。とりあえずは子どもをめぐる問題を中心に、いじめ・体罰なども含めて、子どもを巡るもろもろの日常を書き綴ることから始めてみることにしましょう。
2018年4月24日火曜日
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