2018年7月31日火曜日

火星大接近

こんばんは。今夜も暑いですね。夜も熱中症に注意ですね。
さて今夜は火星が地球に大接近中ですね。
外に出て見てみませんか?南の空を見ると赤というかオレンジというか、けっこう明るく輝いています。
天体望遠鏡を使わないと火星表面の模様を見ることはできませんが、それでも火星大接近を自分の目で見て実感することって、とてもすてきなことだと思うんですね。そういうところから興味関心って湧いてくるんだと思うんですね。
さあ、外に出て火星の大接近に参加してみましょう。
この写真はさっき撮影したものなんですけれど、表面の模様が見えますか?

さあて、爺ももう一回見てくることにしましょうかね。

2018年7月21日土曜日

発達と困り感(2)

暑い日が続きますね。まさに危険な暑さなんだとの認識が必用だと思います。
発達と困り感についての2回目になりますが、今回は発達障害の症状について考えてみましょう。
これは学校現場から見た症状についてです。ですから、学年の発達に相応して読んでほしいと思います。たとえば3年生ならば3年生の勉強の中で、3年生の学校生活の中で見られる症状ということですね。

  1. 聞き間違いがある(「知った」を「行った」と聞き違える)
  2. 聞き漏らしがある
  3. 個別に言われると聞き取れるが、集団場面では難しい
  4. 指示の理解が難しい
  5. 話し合いが難しい(話し合いの流れが理解できず、ついていけない)
  6. 適切な速さで話すことが難しい(たどたどしく話す。とても早口である)
  7. ことばにつまったりする
  8. 単語を羅列したり、短い文で内容的に乏しい話をする
  9. 思いつくままに話すなど、筋道の通った話をするのが難しい
  10. 内容を分かりやすく伝えることが難しい
  11. 初めて出てきた語や、普段あまり使わない語などを読み間違える
  12. 文中の語句や行を抜かしたり、または繰り返して読んだりする
  13. 音読が遅い
  14. 勝手読みがある(「いきました」を「いました」と読む)
  15. 文章の要点を正しく読み取ることが難しい
  16. 読みにくい字を書く(字の形や大きさが整っていない。まっすぐに書けない)
  17. 独特の筆順で書く
  18. 漢字のこまかい部分を書き間違える
  19. 句読点が抜けたり、正しく打つことができない
  20. 限られた量の作文や、決まったパターンの文章しか書けない
  21. 学年相応の数の意味や表し方についての理解が難しい (三千四十七を300047や347と書く。分母の大きい方が分数の値として大き いと思っている)
  22. 簡単な計算が暗算できない
  23. 計算をするのにとても時間がかかる
  24. 答えを得るのにいくつかの手続きを要する問題を解くのが難しい (四則混合の計算。2つの立式を必要とする計算)
  25. 学年相応の文章題を解くのが難しい
  26. 学年相応の量を比較することや、量を表す単位を理解することが難しい (長さやかさの比較。「15cmは150mm」ということ)
  27. 学年相応の図形を描くことが難しい (丸やひし形などの図形の模写。見取り図や展開図)
  28. 事物の因果関係を理解することが難しい
  29. 目的に沿って行動を計画し、必要に応じてそれを修正することが難しい
  30. 早合点や、飛躍した考えをする
  31. 学校での勉強で、細かいところまで注意を払わなかったり、不注意な 間違いをしたりする
  32. 課題や遊びの活動で注意を集中し続けることが難しい
  33. 面と向かって話しかけられているのに、聞いていないようにみえる
  34. 指示に従えず、また仕事を最後までやり遂げない
  35. 学習課題や活動を順序立てて行うことが難しい
  36. 集中して努力を続けなければならない課題(学校の勉強や宿題など) を避ける
  37. 学習課題や活動に必要な物をなくしてしまう
  38. 気が散りやすい
  39. 日々の活動で忘れっぽい
  40. 手足をそわそわ動かしたり、着席していても、もじもじしたりする
  41. 授業中や座っているべき時に席を離れてしまう
  42. きちんとしていなければならない時に、過度に走り回ったりよじ登った りする
  43. 遊びや余暇活動に大人しく参加することが難しい
  44. じっとしていない。または何かに駆り立てられるように活動する
  45. 過度にしゃべる
  46. 質問が終わらない内に出し抜けに答えてしまう
  47. 順番を待つのが難しい
  48. 他の人がしていることをさえぎったり、じゃましたりする
  49. 大人びている。ませている
  50. みんなから、「○○博士」「○○教授」と思われている(例:カレンダー博士)
  51. 他の子どもは興味を持たないようなことに興味があり、「自分だけの知識世 界」を持っている
  52. 特定の分野の知識を蓄えているが、丸暗記であり、意味をきちんとは理解 していない
  53. 含みのある言葉や嫌みを言われても分からず、言葉通りに受けとめてしま うことがある
  54. 会話の仕方が形式的であり、抑揚がなく話したり、間合いが取れなかったり することがある
  55. 言葉を組み合わせて、自分だけにしか分からないような造語を作る
  56. 独特な声で話すことがある
  57. 誰かに何かを伝える目的がなくても、場面に関係なく声を出す (例:唇を鳴らす、咳払い、喉を鳴らす、叫ぶ)
  58. とても得意なことがある一方で、極端に不得意なものがある
  59. いろいろなことを話すが、その時の場面や相手の感情や立場を理解しない
  60. 共感性が乏しい
  61. 周りの人が困惑するようなことも、配慮しないで言ってしまう
  62. 特別な目つきをすることがある
  63. 友達と仲良くしたいという気持ちはあるけれど、友達関係をうまく築けない
  64. 友達のそばにはいるが、一人で遊んでいる
  65. 仲の良い友達がいない
  66. 常識が乏しい
  67. 球技やゲームをする時、仲間と協力することに考えが及ばない
  68. 動作やジェスチャーが不器用で、ぎこちないことがある
  69. 意図的でなく、顔や体を動かすことがある
  70. ある行動や考えに強くこだわることによって、簡単な日常の活動ができなく なることがある
  71. 自分なりの独特な日課や手順があり、変更や変化を嫌がる
  72. 特定の物に執着がある
  73. 他の子どもたちから、いじめられることがある
  74. 独特な表情をしていることがある
  75. 独特な姿勢をしていることがある
こんなにたくさんの症状があるんですよ。ほかにもまだまだあるでしょうね。驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんね。そして、「この中のここのところは自分の子どもにもあてはまるかもしれない」とか「自分自身にもあてはまるところがある」と、そう感じられる方もいらっしゃるかもしれませんね。
そうなんですね、発達障害うんぬんではなくて、つまりうちの子どもは発達障害だ、発達障害ではないんだではなくて、学校生活の中で子どもがもっている困り感の症状なんだととらえてほしいんですよね。そして誰でもこれらの症状のうち一つや二つ、あるいはそれ以上、当てはまるところはあるのだと思うんですね。
誤解されないように書いておきますが、これらの症状が見られるから発達障害だというのではありません。あくまでも症状の一つとして見られるということです。軽い症状もあれば、どうしようもない困り感として見られる症状もあると思います。そして発達障害と診断するのはあくまでも医師なんですね。
もしもこんな症状が強く長く(学年が進んでも)見られるようだとしたら、そして大きな困り感として感じていたとしたら、その症状に合わせた手立てを取り入れた子ども育てを行うことで、少しでも子どもの困り感の症状を和らげることができると思うんですね。早ければ早いほどいいと思うんです。そしてその手立ては、実は軽い症状のときにも有効だと言われているんですね。

長くなりましたね。今日はこれくらいにしておきましょう。

2018年7月20日金曜日

公平・公正

公平・公正なはずの公務員が不公平・不公正なことを行っている、そんなニュースが多いですね。残念なことですね。
子どもはこういったニュースを見てどう思うのでしょうね。発達段階によっても違ってくるのでしょうが、発達段階、学年ですかね、それが進むにつれてだんだんと気にしなくなってしまうのでしょうかね。感じなくなってしまうのでしょうかね。いや、気づかないふり、感じないふりをするようになってしまうんですかね。
そういう対応の仕方ってどこで覚えるのでしょう。
意外とそれが学校でだったりして。もしもそうだとしたら怖いことだと思いませんか?いかがでしょう。

実は、子どもはこういうことに敏感なんですよね。先生による「えこひいき」っていうんでしょうか。この言葉、今ではあまり聞かなくなったと思うのですが、実際のところどうなのでしょう。

確かに学校で大きな行事を行うときに、担当者は「成功させよう」という思いからか、上手にやれそうな子どもを選びたいという気持ちが強くなりがちになるということを聞いたことがありました。
でも子どもって、「自分もやってみたい」という気持ちがあるんですね。何人も立候補してくれることもあるんですね。指導者としてもうれしいことですよね。素晴らしいですよね。学校ではこういうやる気のある子を育てたいのですから。だからそういうときには、みんなが公平・公正にチャレンジできる場を作ってあげるんですね。そこに向かって努力しあうところに、子ども同士の成長があると考えるからなんですね。
もしもですよ、もしも万一ですね、上手にやれそうな子どもを選びたいがために、ありえないとは思うのですがもしもあったとしたら、そこに不公平なことや不公正なことがあったとしたどうでしょう。不公平・不公正で選ばれた子どもは行事の中でスポットライトを当てられるでしょうが、ずっとそのことを引きずらなければならなくなってしまうでしょうね。それは実に悲しいことですね。選ばれなかった子どもがその不公平・不公正なことを知ったとしたら、その先生に対する信頼はきっと一瞬にしてなくなるでしょうね。そしてこういうことはだんだんとみんなの中に広まっていくんですよね。

校長先生の仕事は多岐にわたりますから、なかなかこういった指導の過程にまで目が届かないことが多いんですよね。爺も経験上そう思います。だからなんですね、大きな行事があるときには、でき映えだけにでなくできるだけその指導の過程にも気を配ってほしいと思うんですね。公正・公平に子どもが頑張れているか、先生が指導できているか、あるいは過激な言葉が使われていないかなどをですね。行事が大きいほど、先生は力が入ってしまいますからね。そして校長先生からも子どもに声をかけてあげたりして練習の過程を励ましてほしいと思うんですね。子どもはそういうときの言葉、忘れないですからね。
(余計なこととは思いましたが、いつもの老爺心ということでご容赦ください。)

もしも学校で、ということで書きましたけど、これは家庭でも同じだと思うんですね。「公平・公正な子ども育て」って言うんでしょうか、当たり前のようで案外忘れてしまうこともありますからね。
ほんとうに当たり前のことなんですけど、公正・公平な子ども育てから、子どものよりよい成長が目指せるんだと思うんですね。

2018年7月19日木曜日

発達と困り感

子どもの発達には個性や個人差があるんですね。でもこれを競争ととらえてしまうと子どもにいらないプレッシャーをかけてしまうんです。このことは発達の個人差で書いたところです。
でも、子ども育ての過程で親ごさんが困り感をもってしまうようなときもあるんですね。発達の段階ごとで困り感を感じることはままあることなのですが、ときに大きな困り感として継続してしまうこともあるんですね。乳幼児検診などでその大きな困り感について言われることもあるかもしれないですね。
そんなときは、その困り感や不安を絶対に一人で抱え込まないことが大切です。お住まいの近くにある子育て教室や自治体の保健師さんなどに相談してみることが大切だと思います。
そこでは、子どもの発達に応じた適切な支援の方法について助言してくれるはずです。そしてその子にあった支援を早くから受けることによって子ども育てを続けることにより、大きな困り感を小さくすることもできるんですね。裏返せば、その子にあった支援を受けられずにそのままいたら、いつまでもその大きな困り感を抱え込んでしまうことが予想されます。そしてそれ以上にお子さんが困り感を抱えてしまうことにもなってしまうのですね。

実は文科省にこんなデータがあるんですね。
2012年に文科省が行った調査からのデータなんですけれど、このことから文科省では小中学生の約6.5%の子どもが学校の中で困り感を抱え、何らかの支援が必要であるとまとめているんですね。そしてその数字は年々増加の傾向にあるのだそうです。

このデータの中にある言葉、そう、発達障害という言葉ですね、こんな言葉を聞くと、きっと驚かれますでしょうね。うちの子は発達障害なのか?と。障害ということは治らないのか?と。

爺はこのことについてこう考えています。
発達障害は症状なんだととらえることにしているんです。たとえば風邪でいえば、いろいろな症状がありますね。喉が痛い、頭痛がある、鼻水が出る、咳が出る、腹痛があるなど、それと同じなんです。発達障害にはたくさんの症状があるんですね。だからその症状に合わせた子ども育てを行えば、その症状をきっと和らげてくれるはずなんです。それができなかったが故の、やってこなかったが故の6.5%なんだと思うのです。そしてもう一つ、風邪の症状で言えば、健康なときでもそのような症状を感じるときってありませんか?そうなんです、この発達障害の症状って、一つや二つは誰でも抱えているものだと思うんですね。(もちろん、重い症状、軽い症状はありますよ。)そう考えられるようになれば、少しだけでも気持ちが楽になれるのかなと思うんですね。

子ども育ての中で大きな困り感を感じたとしたら、一日でも早くその症状に合わせた手立てを取り入れてほしいと思うんですね。そしてこの手立てはすべての子どもに有効な手立てでもあるんですね。
これからこんなところを何回かに分けて書いてみようと思っています。決して専門的になりすぎないように、みんながこのことについて理解し合えるように、そしてすべての子ども育ての支えになれるように、そんなつもりで書いてみようと思います。(ちょっと風呂敷を広げすぎでしょうかね。)

2018年7月17日火曜日

熱中症による事故

日本列島、毎日暑い日が続きますね。
それに伴って熱中症による事故も増えているようです。

13日には気象庁が緊急会見を行って、西日本と東日本での高温に対する注意を促していました。高温注意に対しての緊急会見は異例ということでしたね。
実は今日も気象庁は、東北地方南部から九州地方にかけての高温注意報を出して熱中症に警戒するよう呼びかけていました。

そんな中でとても残念な事故が起こってしまいましたね。

校外学習の小1児童が熱中症で死亡 愛知 豊田

2018年7月17日 18時06分

17日午前、愛知県豊田市で小学校の校外学習に参加した1年生の男子児童が学校に戻ったあと意識を失い、熱中症で死亡しました。豊田市は、午前中から気温が30度を超え、気象台は、愛知県に高温注意情報を出していました。

愛知県の豊田市教育委員会によりますと、死亡したのは豊田市立梅坪小学校の1年生の男子児童です。

児童は、17日午前、学校から1キロ離れた公園で行われた校外学習に参加し、学校に戻ったあと意識を失って心肺停止になり、その後、死亡が確認されました。

熱中症と診断されたということです。

校外学習は、午前10時すぎから、1年生およそ110人が参加して行われ、30分ほど虫取りや遊具などで遊んだあと、11時半ごろに学校に戻ったということです。

児童は、公園に行く際、前を歩いていた児童から遅れ、「疲れた」と訴えたため、担任の教師が手を引いて歩いたということで、帰りも「疲れた」と話していたということです。

豊田市教育委員会学校教育課の鈴木直樹課長は「学校の教育活動の中で児童が亡くなるという重大な事態が発生した。深くおわび申し上げます」と陳謝しました。

また、梅坪小学校の藪下隆校長は「結果的に大事な子どもの命がなくなってしまい判断が甘かったと痛感している」と話しました。

気象台によりますと、豊田市は、きょう午前9時に30度4分を観測し、熱中症の危険が特に高まっているとして、気象台は愛知県に高温注意情報を出していました。

校長「悔やんでも悔やみきれない」

梅坪小学校の薮下隆校長は「このような天気で、行事を中止すべきだったのに、なぜその判断ができなかったのか、悔やんでも悔やみきれない。夏休みを控え、今週金曜日で授業は終わるので、大きな学校行事はないが熱中症に配慮していきたい」と話しました。


NHK   NEWS WEBより


ほんとうに残念な事故だったと思います。亡くなられた子どもさんのご冥福をお祈り申しあげます。
爺がこんなに悲しい事故を紹介するのは、誰を責めるものでもありません。このような事故が再び起こらないように、という思いからなのです。
園や学校の行事など、集団で行う時には、どうしても予定されたことをやり遂げることが優先されてしまう傾向があるようです。でもそういうときこそ、状況を客観的に見られる目が必要なんだと思うんですね。そのためには客観的な情報も必要ですね。今回の事故でいえば気象庁からの情報であり、現地のデータであったと思いますね。そして子どもの状態ですね。家庭での様子と出発前の様子のチェックは当然として、1年生がこの環境の中で往復2kmを集団歩行することへの耐性についての対応っていうのでしょうか。ややもすると110人すべての子どもにその耐性があると、そう思ってしまう、過信してしまう、そんな傾向が指導者にはあるのではないかと、そう思うんですね。事前に大人が実際にこの距離を歩いてみるなどして確認しておくことも大切ですね。

今は異常な暑さなんです。危険な暑さなんですね。そしてこれが毎日続くとどうしてもその認識が薄れてきてしまうんでしょうね。みんなで気をつけあっていきましょう。

熱中症による事故、こんなにもあるんですよ。 <参考資料

2018年7月15日日曜日

行き過ぎた体罰

部活でランニング80周命じられ熱中症 もはや体罰(2018/07/14 21:30)
 12日、滋賀県の大津市立南郷中学校のソフトテニス部で、男子生徒がミスが目立っていたとして顧問の男性教師(31)から校舎の周りを80周走るよう命じられました。9周目を走っていた途中に倒れているところを発見され、病院に搬送されました。男子生徒は熱中症と診断されましたが、夜には帰宅したということです。大津市教育委員会は、行き過ぎた体罰だとして再発防止に努めるとしています。
テレ朝newsから

やっぱり、こういう先生、いるんですね。すべての教員に対して体罰に対する研修は行われているはずなんですね。校内でも全職員に対して校長先生からの指導も行われているはずなんですね。テレビニュースやネット情報でも幾度となく流されていますね。それでも、こんな時代錯誤な体罰が行われてしまうのはどうしてなんでしょう。

それよりも、被害に遭われた生徒さん、苦しかったでしょうね。悔しかったでしょうね。救急搬送後、その日のうちに家に帰ることができたということでよかったと思いますが、一日も早く元気になれるといいですね。元気にというのは体だけでなく気持ちの上でもということです。そこまでのフォローがぜひ必要だと思います。

この先生は、自分の指導が一番素晴らしいんだという錯覚に陥っていたのかもしれないですね。生徒の状況に合わせられる指導、生徒一人一人の力に応じられる指導、気温や湿度など環境に配慮できる指導、科学的な視点からの指導など、生徒が置かれている状況に応じられる指導法が求められているのだと思うんですね。これは部活動だけでなく授業や日常の教育活動にもあてはまることだと思いますね。
それから、誰のための部活動かという原点を忘れてしまっていたのかもしれないですね。自分の部活という錯覚でしょうかね。部活動はそもそも生徒のものなんだと思います。ところがいつの日からか指導者がその部活動での最高権力者と錯覚した状況になってしまうのかもしれないですね。生徒は最高権力者の言うことは聞きますからね。というか、反論のしようがないんですよね。そういう発達環境なんですね。
いずれにしても、校長先生方には、こうした錯覚に陥ってしまっている指導者がいないかどうかについて冷静に客観的に点検して指導してほしいと思うのです。これはスポーツ系の部活動だけでなく、すべての部活動に言えることだと思います。それが今回の体罰事件のニュースから学ぶべきことだと思います。

そういえば、「行き過ぎた指導」とか「行き過ぎた体罰」という発言もあったようですが、これを「行き過ぎた指導」と言っている限り体罰の根絶はないでしょうね。「行き過ぎた体罰」って?体罰は体罰ですよ。結果(症状)の大小ではなくて、理不尽なことを生徒に命じたことが根本にあることにみんなが気づけなければ、体罰問題や子どもの人権問題の解決は遠いですよね。そうならないように、みんなが目と気を配っていくことが大切だと思っています。

2018年7月13日金曜日

ひまわりの種

一番最初に咲いたひまわりの花をカッとしてみました。

これなんですけど、直径が優に30cmはありました。予想以上の大きさで驚きました。ずっしりと重さも感じました。
種を取るには少し早い感じがしますので、このまま置いてもう少し乾燥させてからやってみることにしましょう。
さて、何個くらい取れるでしょうね、ひまわりの種。

2018年7月12日木曜日

函館へ

先月のことなんですが、実は二泊三日で函館へ行ってきました。
千歳空港〜札幌〜小樽というルートは行ったことがあったので、今回は函館を目指してみることになりました。

函館空港からバスで市内に向かいました。宿は五稜郭の近くに取りました。そうなんです、今回の目的の一つが五稜郭だったのです。
近くのタワーにのぼって、やっとのことでほぼ全景を撮影することができました。
そうなんです、ほぼ全景なのですね。今回持って行ったカメラは28mm単焦点だったのですが、残念ながら全景をおさめることはできませんでした。全景を撮影するには24mmが必要ですね。かつタワーの最上階からという条件で。それにしても斬新なデザインですね。

翌日は市電に乗って朝市に出かけてみました。

そして、これです。

ちなみに、上が私で、下が妻ということになります。掛け値無しで実においしかったですね。

その後、函館駅周辺をぶらぶらした後、タクシーで桟橋へ。津軽海峡フェリーに乗って青森に向かうことにしたのです。
ビューシート、快適でしたね。見晴らしもよくて。
青森港に接岸です。
青森に一泊して、今度は青森駅(それにしても立派な看板でした。あおもり駅よりも10倍くらい目立っていましたね)からバスに乗って青森空港へ。そしてボーイング737で無事に帰ってまいりました。
長崎に続いて今回もなかなかのルートでありました。

2018年7月11日水曜日

発達の個人差

ひまわりにも生長の個性があるように、子どもの発達にも個性があるんですね。
たとえば、乳児期で言えば、寝返り・はいはい・おすわり・つかまり立ち・歩行・発語などなど。これらの早い遅いは大いに気になるところだと思うんですね。
でも、これって競争ではないんですね。早いことがすべてよいのではなくて、ゆっくりなことが悪いのではないのです。そこのところさえ、おさえておくことができたら、子どもは安心して成長してくれるはずなんです。
ところが、ややもすると、「○○ちゃんはもう歩いているのに、うちの子はまだなんです。この子はどうしたんでしょう」とか、「うちの子は言葉がなかなか出てこないんです」とか、どうしてもほかの子どもと比較してしまうんですね。ほかの子よりも早ければ安心して、ゆっくりめだと不安になってきてしまうんですね。そして、その不安を子どもの前で話したり、子どもにあたったり、特訓を始めたりと、それこそ子どもの成長にプレッシャーを与えてしまったりするんですね。

実は子どもの発達にも個性があるんです。個人差というんでしょうかね。ある領域の発達が早い子もいればゆっくりめの子もいるんです。ある領域の発達は早いけれど他の領域ではゆっくりめであったりする子もいますね。これ、お母さんのおなかの中にいるときにすでにプログラムされているところもあるし、育ちの環境に影響されるところもあるんだそうです。だいたい6ヶ月前後の違いは大いにありますね。早い子とゆっくりめの子のことを考慮したら12ヶ月くらいの個人差はあるものだと思います。そして早い子にもゆっくりめの子にもですね、その子に応じたサポートをしてあげることで、さらによりよい成長を目指すことができるんだと思うのです。ひまわりの生長と同じですよね。そこが子ども育てなんだと思います。

でもときには、その子に応じたさらに適切なサポートをすることによってよりよい成長が目指せるときもあるんですね。子ども育ての過程でご家族が大きな困り感をもってしまうようなときとも言えると思います。そのあたりについて、少し次回から書いてみようと思っています。

2018年7月3日火曜日

ひまわりの生長

前回紹介した我が家のヒマワリですが、その後も順調に生長して、背の高さは優に3mを越えています。
このヒマワリ、よーく見ると、こんなことにも気がつくんですね。
上の写真を見ても分かりますけれど、一番背が高いヒマワリはすでに3mを越えていますが、まだまだそこまで伸びていないヒマワリもたくさんありますね。でもそれでも花を咲かせているんです。また、背が高くてもまだこれから花を咲かせるものもありますね。

この写真はどうでしょう。
茎の太さがこんなにも違うんですね。同じ日に同じように蒔いた種だったのですけれど。でも細い方のヒマワリにもしっかり蕾がついているんですね。

このヒマワリは、我が家の玄関前に落ちていた種を土に埋めたものなんですね。たぶん、種まきの日に落としたのだと思います。

ひょろひょろと伸びてきたので、途中で支え棒を立ててあげました。このヒマワリ、この支え棒がなかったとしたら、きっと途中で倒れていたでしょうね。でも今では160cmほどに成長しています。蕾も見えてきましたよ。

たかがヒマワリなんですけれど、これだけたくさんのヒマワリを育ててみると、生長にはそれぞれの個性があるということに気づくんですね。生長が早いヒマワリ、ゆっくりめのヒマワリ、サポートをもらうことでしっかり生長できるヒマワリ。

そこに気づいてあげて育てていくのもまた楽しみの一つなんだと思うんですね。これ、子ども育てに通じるものだと思うんですね。

スノームーン

2月の満月はスノームーンとも呼ばれるそうですね。せっかくだから満月の予報時刻である2月17日午前1時57分を狙って撮影してみました。 西よりの風が強くなったなかでの撮影となりました。 まさにスノームーン。凍てつくように輝く、実にきれいな月でした。 昨日16日の月をアップし忘れ...