2020年4月9日木曜日

緊急事態宣言、ではどうするか?

やっと、いよいよ、ついに、7都府県に緊急事態宣言が出されました。とりあえず、よかったと思います。
期間は1ヶ月、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府・兵庫県・福岡県の7都県です。

では、そのほかの道府県はどうするのでしょうか。
ここが肝だと思うのですね。

「よかった」「まだ大丈夫だ」と思うのか、それとも、「準備、態勢の最終チェック」を行えるのか、あるいは「方針を修正を行う」のか。
今こそ、リーダーの力、組織の力が問われるときだと思います。(これまで日本の宝であると言ってきた)大切な子どもたちを守る、守ってあげるための判断が求められていると思うんですね。

2020年4月8日水曜日

群馬が熱い!

群馬県の山本一太知事のYouTubeライブがいいですね。知事の熱さが、熱い思いが伝わってきます。
けっこう初期のライブから見てるんですけれど、初期のころは、正直、「おいおい、大丈夫?」って感じもありましたが、それに記者の質問も、「おいおい、これで記事書けるの?突っ込みがたりなくない?」って感じもありましたが、最近のライブでは、書き出しの2文のとおり「群馬県の山本一太知事のYouTubeライブがいいですね。知事の熱さが、熱い思いが伝わってきます」です。

山本知事の判断力、発進力、行動力がすごいですね。
山本知事は、早々と「県立学校の休校延期」を発表したんですね。そして、「市町村においても県立学校に準じてもらいたい」と要請したんです。ところが市町村ではほとんどのところで4月7日再開を進めたんですね(爺的には、判断が甘い!と、そう思ったのですが)。すると知事は県幹部と手分けして(もちろん知事もです)、直接市町村に出向いて説明、説得を行ったわけです。
(結果はどうなったでしょう)

そして今日は、群馬県は緊急事態宣言による指定は受けていないが、「外出自粛」や「群馬県から指定都市への動き、群馬県への指定都市からの動きを控える」ことを要請していました。

スピードを感じますね。「子どもを守る、県民を守る、群馬県を守るんだ」という熱い思いがひしひしと伝わってきましたね。
この決断についての結果責任や政治責任について質問していた記者がいたようですが、この質問だけは「何をか言わんや」であったと少し残念な気持ちにもなりましたが。

(まるで機関銃のごとく)言葉が多いので、揚げ足をとられないかと多少の不安も感じますが、久しぶりに本音で発信できるリーダーの出現だと思いますね。エールを送りたいですね。しばらくの間ウォッチングしていきたいと思います。
もちろん爺は、チャンネル登録をしてあります。(ライブがあるときには通知が届くので便利ですよ。)

2020年4月5日日曜日

さすが、森田知事!

千葉県は、一度は予定どおり6日の学校再開(県立学校)を発表しましたが、今日になって4月いっぱいの休校を再発表しましたね。新型コロナウイルスのあた
らしい感染者が増えているという理由だったと思います。
森田知事は、苦しい表情で会見をしていたように見えましたが、爺は「さすが、森田知事!」とエールを送りたいと思います。「危ない!」と思ったらすぐに修正する、修正できることもリーダーの資質だと思いますね。

東京の世田谷区も区立の学校再開を5月1日まで延長したようですね。区民から「密閉した教室で、密集して、密接にかかわる学校はリスクが高い」との声が多かったそうです。

この区民の皆さんからの声って、どこの学校においても当てはまると思うんですね。それをそう思えないように、あの手この手の方策を表に出して言い訳しながら、(その方が保護者も学校も都合が良いのかもしれないですが)学校を再開させようとしている、そんなふうにしか見えないのは、爺の目がいよいよぼけてきてしまったからなのでしょうか。

世田谷区民の声を、もう一度全国の大人が考えてあげるべきだと思うんですね。
皆さん、「密閉した教室で、密集して、密接にかかわる学校はリスクが高い」と、そう思いませんか?

2020年4月4日土曜日

他人事(ひとごと)ではない

山梨大に入院された20代の男性は、新型コロナウイルスによる(ものと強く疑われる)髄膜炎の症状から回復され、退院予定ということです。うれしい報告だと思います。
詳細がTHE SANKEI NEWSで紹介されていました。専門的ですが有益な情報だと思いますので紹介します。


  • 2月27日に頭痛、全身倦怠感、発熱があり、28日に近くの医療機関を受診。インフルエンザの検査は陰性だったが、医師は抗インフルエンザ薬のラニナミビル(商品名・イナビル)と解熱剤を処方。
  • 症状が悪化し、頭痛やのどの痛みがあったため3月2日に別の医療機関を受診。胸のエックス線検査や血液検査を受けたが異常なし。
  • 6日、男性は1人暮らしの部屋で倒れているのを家族に発見され、救急車で運ばれた。搬送中、約1分間全身発作。
  • 山梨大病院に着いたときには言葉を発せず、痛みに対する反応がなく、首の後ろが硬直。胸のコンピューター断層撮影(CT)検査では肺に小さな濁り。
  • 髄膜炎などが疑われたため、集中治療室(ICU)でセフェム系抗生物質セフトリアキソンやグリコペプチド系抗生物質バンコマイシン、抗ヘルペス薬アシクロビル、ステロイドの点滴。
  • 救急医の判断で新型コロナのPCR検査を行ったところ鼻の奥は陰性だったが、脳脊髄液から陽性反応。このためすぐに、新型コロナへの効果が期待されているファビピラビル(商品名・アビガン)の投与。錠剤のため、水に溶かしたものをチューブで鼻から胃に流し込み、10日間投与。


山梨大ではこの症例についての論文を発表し、「新型コロナの診断や治療では鼻や副鼻腔の状態に注意する必要がある」としている。また論文の責任著者である山梨大の島田真路学長は「新型コロナは肺炎だけでなく髄膜炎も起こすことを世界で初めて報告した論文だ。意識障害やけいれんで救急搬送された患者の髄液をPCR検査することが重要だ」と話している。(THE SANKEI NEWSより)

そして今夜7時のNHKニュースの中で、その方の電話インタビューの様子が放映されました。「ひとごとじゃない。実感したし、そう思ってほしい。思わなければだめだと思う」の言葉の重さをみんなで実感し合いたいと、実感し合うことが必要だと思うんです。

そう考えたとき、学校の再開について再度検討しても良いのではないかと思うのですね。都立や県立学校は強行の延長を決め、「できれば同じ歩調がよい」という知事の要請にもかかわらず、それでも予定どおりに再開を目指す区市町村立の学校が多いようです。(感染者が少ない地方の学校ほど多いように思います)「市中感染が認められないから」という理由もありましたね。「PCR検査で陽性になった人だけが感染者であり、隠れ感染者はいない」ということなんでしょうね。あるいは、「学校地域の人たちは他の地域の人との交流がない→東京都や大阪府などの大都市は心配だが、地方(私たちの所)は大丈夫」ということなんでしょうか。
うーん。これでよいのでしょうか。この根拠のない(自分に都合の良い)判断が、一番怖いように思うのです。また「こういうウイルスには全員で取り組んでこそ、効果を最大限にする」ということを忘れてはならないと思うのです。
だいいち市中感染が確認されてからでは遅いと思うのです。心配し過ぎなのかもしれませんが、今回のウイルスには、それくらいの怖さと不安を感じているのです。(もちろんこの不安が不安だけで終わってくれることを祈っています)

2020年4月2日木曜日

学校再開「地域で柔軟な対応を」?

爺は、学校再開については延期派です。
理由は、ここまで延期して我慢し合ってきたのだから、不安を感じるうちは再開を延期して子どもの安全を第一に考えてあげるべきだと考えるからです。

萩生田光一文部科学相は3月31日の閣議後記者会見で、「現時点で全国一律の要請を再び行う考えはないこと。東京都などで感染者が急増しているが、学校再開の時期について、地域で柔軟な対応をしてほしい」と述べました。
そして安倍首相は「その時々の状況に合わせて考えなければいけない。子供たちの健康、命を預かっており慎重な対応が、特に再開については必要だろう」と述べました。
昨日は、専門家委員会から提言がありました。
学校再開については、「現在の知見では、子どもは地域において、感染を拡大する役割をほとんど担っていないというエビデンスというか情報を得ている。従って、学校については地域や生活圏ごとの、県という大きなくくりではなくて、地域や生活圏ごとの蔓延の状況を踏まえて、判断していくことが重要だと思います。もちろん子供に関する新たな知見、エビデンスが出ていけば、適宜、修整していきたいと思う」と述べた。
感染拡大警戒地域:直近一週間の新規感染者やリンクなしの感染者数がその一週間前と比較して、大幅な増加が認められる。しかし、オーバーシュートには至っていない地域。直近一週間の帰国者・接触者外来の受診者の数についても、一週間前と比較して一定以上の増加傾向が確認される地域。
そして、「感染拡大警戒地域においては、地域内の学校の一斉臨時休校も選択肢として検討しても良いのではないかと我々は考えている」と指摘した。

結局は、「感染拡大地域以外は、一斉臨時休校の必要がない」「地域の(新型コロナウイルスの状況)実態によって柔軟な対応をとってほしい」ということなんだと思いますが、そうなんです、柔軟な対応はもちろん大切ですが、それ以上に慎重な対応が求められているのだと思います。それは私たちは子どもの健康、命を預けているのだからです。

今日、お昼のテレビ番組の中で、中国の研究グループが発表した資料が紹介されました。
「子どもが重症化する割合」(1月上旬〜2月上旬までに中国国内2143人を分析)

  • 1歳未満・・・・・10.6%
  • 1歳〜5歳・・・・  7.3%
  • 6歳〜10歳・・・・ 4.2%
  • 11歳〜15歳・・・・4.1%
  • 16歳〜18歳・・・・  3%

感染した18歳未満の2143人の分析結果だと思いますが、子どもは感染しても症状が軽いというこれまでの情報はこのままでよいのか不安になりますね。

早々と学校再開について、早速判断された自治体も出てきましたね。英断だと思います。

<速報>GW明けまでの休校延長要請 熊本市長
4/2(木) 12:23配信熊本日日新聞
 熊本市の大西一史市長は2日午前の定例会見で、新型コロナウイルスの感染が同市で続発している現状を受け、現在休校中の市立小中高校などについて、「5月のゴールデンウイーク明けまで休校を延長するよう、遠藤洋路市教育長に要請した」と述べた。3日開催の市教育委員会で決定する。(YAHOO!JAPANニュース)

福岡市教育委員会は新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受け、市立の小中学校などの一斉休校を今月17日まで延長すると発表しました。
入学式や始業式も延期されます。
福岡市教育委員会は、2日臨時会議を開き、来週の市立の小中学校と高校、特別支援学校について今月17日まで一斉休校を延長することを決めました。
来週以降、予定されている入学式や始業式も延期されます。
福岡市では先月25日以降、感染者が急増していて、児童や生徒、職員らが長時間、同じ場所に集まるリスクを避けるためだとしています。
学校再開は今月20日を予定していますが市教委は「状況をみて判断する」としています。
最終更新:4/2(木) 12:11
RKB毎日放送(YAHOO!JAPANニュース)

群馬県は、県立学校の再開は5月GW開けを目途(入学式だけは予定どおり実施)。大阪府立学校は、5月6日まで休校延長。都立学校は、5月6日まで休校延長。

都道府県の判断を受けて、市町村はどう判断していくのか、その根拠も含めてのていねいな説明が求められていると思います。

スノームーン

2月の満月はスノームーンとも呼ばれるそうですね。せっかくだから満月の予報時刻である2月17日午前1時57分を狙って撮影してみました。 西よりの風が強くなったなかでの撮影となりました。 まさにスノームーン。凍てつくように輝く、実にきれいな月でした。 昨日16日の月をアップし忘れ...