2018年6月21日木曜日

見取りの大切さ

子どもはたくさんのことに興味をもちますね。それは子どもの成長にとってとてもよいことなのですが、ややもするとやりっぱなしになってしまうこともありますね。
そこで大切なのが大人の目なんですね。
大人の目は、広い視点で客観的に見ることができるんです。この目を使うんです。
その大人の目で、やりっぱなしになってきたなと感じたころ、そういえば、あれはどうしたかな?と問うのです。
たとえば、そう、あのひまわりはどうなったかな?と。そして、今日は一緒に水をあげよう!と続けるのですね。子どもは水遊びが好きですからね。
そしたら、また次の興味に移ってもよいし、やりっぱなしの中から何か選んでもいいですね。
そんなこんなしながら、過程や結果を子どもの成果としてほめてあげるんですよ。もちろん、子どもがすべてやったのではありません、やり遂げたのではありませんね。でも途中途中でやったことや、結実した成果をほめてあげられたら、子どもはきっとうれしいでしょうね。自信をもてるでしょうね。さらに興味をもつでしょうね。そしてそれは知識として定着することでしょうね。
この過程を「見取り」と言うことにしましょう。一つのことのスタートからゴールまでに子どもと一緒にかかわりながら、時に仕掛け、問いかけ、ほめてあげるんです。

そういえば、我が家のひまわり、どうしたでしょうか。
この写真は一昨日撮影したものです。身の丈はなんと260cmを越えていました。

ひまわりの小径

ひまわりの花

2018年6月19日火曜日

ブロック塀の事故

大阪での地震でのお悔やみとお見舞いを申しあげます。
地震直後の報道ではこれほどの被害は予想もできなかったことでした。防げた事故もあったようです。日ごろの対策の必要性を痛感させられました。
特に学校施設の対策には万全を期していただきたいと思いますね。でも現実、学校施設管理への予算投下は実に厳しいものがあるのです。教育委員会の予算は、学校教育だけでなく、社会教育(たとえば公民館などですね)、図書館、文化施設(文化会館ホールなど)、体育施設(体育館、グラウンドなど)、文化財など多岐にわたるのですね。それに学校への予算投下は住民の皆さんの目には映りにくい面もありますからね。どうしても大人の目に見えるところに予算が行ってしまうのかもしれませんね。いや、これは言い過ぎかもしれません。失礼しました。

でも、なんですね、これからのその地域社会を支えていく子どもたちの安全について第一に考えてほしい、それが住民一番の願いだと思うのですね。これから文科省の指示で学校のブロック塀の点検が始まるようですけれど、問題はブロック塀だけではないのですね。各学校ではそのほかに見落としていた危険箇所はないかについても今一度精査して、危険と思われる箇所があれば速やかな修繕の要望を教育委員会の担当課に伝えることが大切だと思うのです。危険かもしれないと直感したところ、そこにはきっと危険が潜んでいるものです。そんなところもぜひ洗い出していただけたらと思います。
教育委員会ではブロック塀の修繕についてはすぐにでも取り組んでくれると思いますね。でもそれ以外の箇所についてはどうでしょう。「今はブロック塀だけで精一杯だからできない」「予算が間に合わない」「学校への配当予算で何とかしてくれ」などの回答が予想されますね。

それでも、校長先生方には、何度でも教育委員会に要望を出していただけることを期待しています。子どもの安全を守れるのは、それぞれの学校を管理している校長先生方なんだと思います。なぜならそれぞれの学校の内外について一番知っておられるのは校長先生にほかならないと思うからなんです。
今回のブロック塀での残念な事故をいかすためにも、各学校での早急の取り組みをお願いしたいと思っています。

2018年6月5日火曜日

煙草のけむり

煙草のけむりの中にかくれて見えない・・・・五輪真弓さんの名曲ですね。昭和の名曲の一つでもありますね。

時代は変わって、煙草が人の健康に悪い影響を与えることはすでに周知の事実でありまして、特に成長期の子どもの健康には特に害を及ぼすのだそうです。

そんなわけで、学校を含めた公立の施設では敷地内禁煙がスタンダードになりつつあるようです。当然のことだと言えますね。
ただ、これをその文言どおりに解釈して、敷地の一歩外で吸っている大人がまだいるのも事実なんですよね。確かに条例の文言どりに解釈すればそれは合法ですね。罰せられることはないと思います。

でも、こんな話も聞こえてくるんですね。

  • 休み時間になると先生たちが集まって体育館の裏で煙草を吸っているのを見かけるんです。
  • 授業中、先生が近づいてくると煙草の臭いがきついんです。できれば近くに来てほしくないです。
  • 学校ですれ違うと煙草の臭いがする先生がいるのです。その先生とすれ違うときはできるだけ息をとめています。
そうなんですね。煙草を吸っている人には気づかないことを、吸わない子どもたちはこういうふうに見ているんですね。見られているんですね。これだけでも子どもの意欲を失わせている、と言えるかもしれないですね。学校の先生は子どもに近づくことが多い職業ですからね、気をつけたいところですね。プロフェッショナルとして。

そうそう、子どもが乗っているクルマから煙草のけむりが出ているのを見かけることがありますね。たとえその子が自分の子どもだとしても、これあってはならないことですね。敷地内禁煙どころの話ではありませんね。どんなに煙草を好きだとしても、大人は子どもの健康(脳の発達もですね)を害してはアウトなのです。

決して、煙草は悪い、愛煙家は悪いと言っているのではありません。子どもをよりよく成長させたい、そのために煙草のけむりを子どもから遠ざけたい、ただそれだけなのです。子ども育てにかかわる大人は特に、このことを真剣に考えてほしいのです。
時代は変わっているのです。

スノームーン

2月の満月はスノームーンとも呼ばれるそうですね。せっかくだから満月の予報時刻である2月17日午前1時57分を狙って撮影してみました。 西よりの風が強くなったなかでの撮影となりました。 まさにスノームーン。凍てつくように輝く、実にきれいな月でした。 昨日16日の月をアップし忘れ...