2018年2月14日水曜日

夏の大三角形

2月なのに夏の話なんです。
実はこれ、昨日書いた朝の散歩にも関係があるんですね。写真の中にあったサソリ座なんですけど、あの星座は夏を代表する星座の一つなんですね。でも、明け方にはもう夏の星たちが出ているんですね。(早起きは三文の得?でもマイナス3.5℃ですからね。)
で、夏を代表するって言えば、夏の大三角形でしょう。こと座のベガとわし座のアルタイル、そしてはくちょう座のデネブを結んでできる三角形なんですけれど。
昨日の散歩での目的の撮影が終わった後、東の空を見ると、その大三角形が見えていたんですね。せっかくなのでカメラを東に向けて撮ってみたのがこれなんですけれど、三角形が分かりますでしょうか。
見慣れている人ならともかく、初めての方だとなかなか難しそうですよね。
小学生高学年くらいならば、「この中に三角形があるらしいんだけどどこかなあ」などと仕掛けてみたらいかがでしょう。(実際にダウンロードして印刷して使ってみてください。)
パッと気づく子、じっくり考える子、分からない!と言ってあきらめる子、見向きもしない子もいるかもしれませんね。
そこで次の仕掛けですね。「ここに写っている星たちって夏の七夕様に関係があるんだってね」と一言加えるんですね。すると子どもの脳には「大三角形は夏、そして七夕の星」ってインプットされると思います。そしてそのインプットされた言葉(知識の元)が、いつかのタイミング(たとえば図書室で星の図鑑などが目にとまったときなど)で、今度は行動(図鑑を見るなど)としてアウトプットされるんですよ。この行動が学ぼうとする・知ろうとする意欲なんですね。そして実際に見たり調べたりした結果として、その子の確かな知識となって身に付いてくるのだと思うのですね。
もちろん、すべての子に当てはまることではないのですが、こういう仕掛けの積み重ねはいつか芽となって出てくるものだと爺は常々思っているんですね。

上の写真に線を引いてたら、こんな感じになりました。
三角形の上の頂点にある星が「こと座のベガ(おりひめぼし)」、右下の頂点にある星が「わし座のアルタイル(ひこぼし)」、左の頂点にあるのが「はくちょう座のデネブ」なんですね。

あ、今回もまた星見ネタになってしまいましたね。
まあ、良いわけにするとしたら、空の上では、すでに夏の準備が始まっているということでしょうか。今の仕掛けが夏ごろに効いてくるってところでしょうかね。
夏に向けて、あわてずに、でもしっかりと子ども育てを続けてまいりましょう。

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