子どもって知らないうちにいろんな言葉を覚えてきますよね。こんな言葉、どこで覚えてきたんだろうって思うことも何度もありますよね。
さて、その子どもの言葉なんですけれど、ときどき激しい言葉を聞くことがありませんか?
たとえば、「あっちいけー」とか「うるせー」とか、ひどいときは「しねー」とか・・・・。学校でも聞くことがあるんですね。
こんなときは決してスルーしてはダメだと思うんですね。園や学校だとしたら全職員で徹底させていくことが大切なんですね。一人でもスルーしていまう職員がいたとしたらダメですね。こういうところに全職員による共通理解と共通実践が必要なんだと思います。大人がスルーしたら、子どもはこの言葉はOKなんだと覚えてしまうんですね。これくらいたまにはいいだろう、が積み重なって子どもの悪い言語環境を形作っていくんだと思うんです。園や学校、そして家庭で同じような対応ができたら、きっとよりよい子ども育てができますよね。「学校では全職員で子どもの激しい言葉への指導を行っています。ご家庭でもご協力をお願いします。」こんなお便りが届いてくる園や学校だったら、お子さんを安心して通わせられますね。そう思います。
さて、その言葉、どこで覚えてくるんでしょう。
園や学校だとしたら子どもからですよね。一部の子どもが発した言葉がだんだんとほかの子どもに移っていくんだと思うんです。ではその一部の子はどこでその言葉を覚えてくるんでしょう。テレビ?ゲーム?それも考えられますね。家族が?それも考えられますね。まさか先生が?先生がそんな言葉を発していたとしたらそれこそアウト(これについては「教師の人権意識」でも書きましたね。)ですね。
では、どうしてその言葉はNGなのでしょう。それらの激しい言葉は相手を脅す言葉だからなんです。言葉で他人を威圧する言葉だからなんです。これって言葉の暴力だともいうことができると思うんですね。暴力OKですか?そんなことはないですよね。暴力はアウトですよね。もしもそれくらいしょうがないじゃない、っていう大人がいたとしたら、それは子ども育てに黄色信号なんだと思いますよ。それくらいの言葉でシュンとしているような子どもはダメだよ、なんて言ってる大人がいたら、それは子ども育てに黄色信号なんだと思いますね。こういった言葉への耐性っていうんですかね、本当は社会の中にもこんな言葉が聞こえるようではいけないんですけれども、そういう耐性はそれこそだんだんと大人に近づいていく中でついてくるものなんだと思いますね。
黄色信号のうちに大人がみんなで子どもが発する言葉に気をかけていきたいですね。
「子育て」という言葉はよく聞きますね。でも私はあえて「子ども育て」と言ってみます。とりあえずは子どもをめぐる問題を中心に、いじめ・体罰なども含めて、子どもを巡るもろもろの日常を書き綴ることから始めてみることにしましょう。
2018年3月1日木曜日
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